他人が勧めるものではなく、自分の舌や目など五感で確かめて「これは美味しい！」と言えるものしか販売いたしません。海産物はその瞬間、瞬間によって味が変わります。自分自身の目利きだけを頼りに、最上であるものを厳選してお届けします。

海鮮の卸においてもっとも難しいのは相場を読むことです。海産物の価値や味は一進一退、不安定であるため、経験がないと無難なものを無難な価格で仕入れてしまいます。相場を読む力は経験に大きく左右されます。豊富な経験が上質な海産物をお手頃な価格で仕入れることを可能にします。

海産物は自然のものであり、人の手に及ばないことが多くあります。漁獲時期や状態、味の変化など、思わぬ問題に何度も出くわします。その都度自然との付き合い方を学び、美味しい海産物を届ける手立てを模索し続けてきました。その経験値が私の礎となっています。

蟹や海老も漁場や季節ごとに違いがあります。身の詰まり方から甘みの強さ、みその味まで、その中で「この季節ならこの漁場がいちばん旨い」といえるものを厳選し、皆様にお届けします。

海産物によっては漁船や港で一次加工が行われることがあります。その加工方法が漁船や漁場によって異なる場合もあり、触感や味覚の違いを生み出します。私たちは、そんな漁場での加工方法の違いにも精通し、目利きを行っています。

全国のお客様にご愛顧いただくなかで、同じ商品でも地域によって好みが分れることがあると感じています。地域それぞれの味の好みや料理に合う海産物をご提案いたします。お客様の味覚に合わせた目利きも得意としております。

中間業者を挟まず、すべて自分の手で仕入れを行っているため、無駄な経費が発生しません。それによって、良いものをよりお安くご提供することができます。北の海産物をぜひお手頃な価格で気軽に味わってほしいです。

仕入れから発送までを自社で行っているので、スピーディかつ細かなご要望にもお応えできます。お急ぎの場合もご相談ください。速やかに商品を発送いたします。

私たちは、北海道内の海鮮問屋をライバルであるとともに、同じ志を持つ仲間として業界でのつながりを大切にしています。情報共有のネットワークを築き、互いに切磋琢磨しながらも良いものを仕入れるための協力を行ってきました。絆を大切にする札幌市中央卸売場の流儀で、より良いものをご提供します。